1970年代の日曜夜7時からのアニメは、好きでした。私にとって一番好きなアニメは、「スタージンガー」ですが、その2本前の作品「グレンダイザー」も好きでした。幼稚園の頃です。
話も面白くて、いいところでつづくになって、1週間を待つのが長いな、と思っていました。「グレンダイザー」の頃は、声優さんが声をあてている、という意識はほとんどありませんでした。本当に生きている人のように思っていました。
それで、「グレンダイザー」の主人公のデュークフリードが好きになってしまったのです。影のある人で、それがまたかっこよく感じました。「会いたいな。」と思うようになって、親にそう言ったら、「あれは、絵が動いて、人が声をあてているだけだから、会えない。」と、現実的なことを言われてしまいました。なんだかショックでした。
そう言われた後も、なんとか私がアニメの世界に入って、デュークフリードと話したいな、と思っていました。
幼稚園当時には、声優さんの名前は全然知りませんでしたが、今から思えば、デュークフリードの声は、富山敬さんだったのですよね。アニメの主人公に会いたいと、思っていたとは、懐かしい思い出です。