第14話は、オーロラ姫が、ギンギンマンの要塞につかまってしまい、クーゴ、ハッカ、ジョーゴが白旗をあげて、要塞にもぐりこむ回です。
この回は、小さい頃の記憶としては、ジョーゴが計算機で計算して、白旗をあげたことを覚えているくらいで、かなり忘れていました。
今、見直してみると、印象に残るセリフがけっこうありますね。オーロラ姫が捕らえられてしまって、クーゴが、「姫がつかまったんだぞ。命なんて惜しくねえやい。」と言います。「命なんて」という言葉が、はっきりと出ましたね。
それから、クーゴがアストロボーをふりまわしている時に、「ホーー」という高い声が出たのも、この回が初めてだったのではないかな、と思います。
最後の方で、オーロラ姫が、「あのモンスターたちの元の姿が見える。」と言った時、ジョーゴが「姫のやさしい心の中はよく見えるってことよ。」というセリフも好きです。このあたりのジョーゴは、かなり紳士的な話し方になってきていますね。
(第14話のタイトルコール 石丸博也)