第15話はクイーンコスモス号は、ギンギンマンを追って、ゴラリ星に行き、ゴリバーたちと戦う回です。最後に、ギンギンマンは、ブラックホールに吸い込まれてしまいます。
小さい頃に印象に残ったのは、なんといっても、ブラックホールがくるくると回っている絵です。当時は、ギンギンマンは、これで死んでしまったと思っていました。後の回で、ギンギンマンが、再登場した時には、驚きました。
今、見返すと、ゴリバーがかなりのお笑いキャラで笑えます。今までは、ギャラクシーエネルギーの影響で、モンスターになってしまった相手が多く、モンスターといっても、どこかほのぼのとしていました。それが、ここで、ギンギンマンという、いかにも悪そうな本格的に強いモンスターがあらわれて、激しい戦いになるのかな、と思いきや、このゴリバーの話し方が、かなりお笑い系で、面白かったです。
クーゴが「行くぞ。」と言うと、ゴリバーが「おいで。」と、その話し方が、ゆるやかで、これだけで笑えました。
あと、私が好きなのは、クーゴが、「ドッジ助教授が作った宇宙図だから、間違ってる。」と話している途中に、ドッジ助教授からの通信が入り、クーゴは、それに気づかず、ペラペラと話していると、ハッカが、クーゴにちょっとちょっとという感じで、こづくのですが、クーゴが「気持ちよくのってんだから。」というところです。クーゴは、いつも気持ちよくおしゃべりしてるな、という感じなのですが、自ら「のっている。」と言っているのが、見ていて楽しかったです。
(第15話のタイトルコール 富田耕生)