第31話「レンファ星基地の反乱!」
第31話は、オーロラ姫がキンキンマンに捕らえられてしまいます。ジョーゴは、記憶をなくして、キンキンマンの基地で働いています。クーゴとハッカは、死の谷に落とされて、武器もメカも動かずにとまどっています。
この回は、かなり印象に強く残っています。なんといっても、ジョーゴが、オーロラ姫をむちで打つことを、キンキンマンの部下に命じられるところが、山場です。
本放送の時、ジョーゴが鞭でうつことを命じられますが、なかなかうとうとしないので、フォルスがうとうとして、その腕をジョーゴが掴んだのを見て、「ジョーゴは、記憶が戻ったのかな。」と思いました。でも、実際には違っていて、ジョーゴから出てきた言葉が、｢何をする、こんなに美しい人に。」でした。記憶をなくしていても、どこまでもジョーゴらしいセリフですね。
あとは、エネルギーを吸い取られる死の谷にクーゴとハッカが落とされている時に、ドッジ助教授とふたりの会話も、とても面白かったです。ハッカの「おっちゃん。」という呼びかけだけで、笑ってしまいます。ドッジ助教授が、宇宙に向かって飛び立ったことは、DVDを見るまで忘れていました。
最後は、鞭でうたれたことで、記憶が戻ったジョーゴの「生きているという喜びがひしひしとわきあがってくるぜ。」という素敵なセリフでしめでした。このセリフも好きです。
(第31話のタイトルコール 富山敬)
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第32話「わが子よ!モンスターの愛」
第32話は、クイーンコスモス号が、巨大な蛾のモンスター、ドクンガに追いかけられて、船内に卵を産まれてしまいます。ドッジ助教授の弟、ヘボンが登場します。
この回は、またひとあじ違った味わいがあって、なかなか好きです。ドクンガの声の響きが、なんともいえず、印象に残っています。
クーゴが、初めてヘボンと対面した時に、クーゴがヘボンの肩に「やあやあ」という感じで、手を置くと、ヘボンが、「よしなさい。あんた、なれなれしく。」と言いますが、この「なれなれしく。」というセリフが本当に「何するんですか。」という気持ちがすごく出ていて、とても印象に残っています。
最後に、ドクンガを殺そうとしたヘボンの前に、オーロラ姫が手を広げてたちはだかるところは、とてもかっこいいです。
(第32話のタイトルコール 杉山佳寿子)
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第33話「出現!宇宙の魔王」
第33話は、ギララ星系に入る回です。コスモス号は、スカルピア星に着陸します。
この回から、ついにギララ星系に入って、厳しい戦いになります。この回は、ギララ星系に入る回ということで、キングギューマやクイーンラセツの紹介のような回でもあります。
私は、小学生の時に見ていて、一番驚いたのが、クイーンラセツの声です。キングギューマと話している時には、「キングギューマさまのおかげですわ。」とけっこう可愛い声を出しているのですが、巨大コンピューターと向き合っている時には、「私のかわいいコンピューターよ。」と低い怖い声で、そのギャップにものすごく驚いてしまいました。
コスモス号は、スカルピア星にいる時に、ギューマ軍団に攻撃されて、発進しようとしますが、スカルピアをひき殺してしまうので、飛び立ちません。でも、結局、スカルピアがギューマ軍団を攻撃し、コスモス号は助かります。オーロラ姫の言う通りにしたことで、コスモス号は、助かりましたから、このことに、私は、とても感心しました。
それから、目の調子が悪くなったクーゴに、ジョーゴが「クーゴ、目はもういいのか。」とたずねてあげたことも、親切でやさしいな、と思いました。
(第33話のタイトルコール 石丸博也)
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第34話「呪われたガラスの星」
第34話は、コスモス号が、ガラスの星に行き、クーゴ、ハッカ、ジョーゴは、にせオーロラ姫と一緒に、本物のオーロラ姫をガラスの星に残して、出発してしまいます。
私は、この回は、かなり好きです。カセットテープに録音していた時も、この回は、かなり長く残していたと思います。まず、4人の偽者が登場しますので、声優さんたちの声の変化が楽しめます。にせジョーゴのセリフは、少なかったですので、もう少しあってもよかったかな、と思います。
にせオーロラ姫は、本物のオーロラ姫とものすごくギャップがあって、小学生の時には、同じ声優さんなのかな、と思っていたぐらいです。にせオーロラ姫が、クーゴたちに偽者とばれて、「ター」と叫んで、足で攻撃するところは、ガッチャマンのようだな、と思いました。
3人の会話シーンの中で、ひとつだけ気になっていたことがあります。それは、ジョーゴが、「クーゴ、なんだか姫、おかしくないか。」と話しかけた時に、ハッカが、「そうだよな。」と答えたことです。もちろん、クーゴもそのあとに、答えますが。ちょっと、不思議な感じがしたのです。
あと感心したのは、クーゴがオーロラ姫が偽者だと気づいたシーンで、「こいつは鏡のモンスターなんだ。だから鏡には反射して映らないんだよ。」と言ったことです。すごく納得してしまいました。
ガミスは、クーゴたちのことを、「オーロラ姫の部下」と言っていましたね。部下と言われると、お供と言うのと、また感じ方が違うな、と思いました。
ギララ星系に入って2回目の回で、あまりにもあっさりとオーロラ姫が捕まってしまいましたので、ギララ星系のモンスターたちは、手ごわいんだな、と小学生の頃、思っていたことを思い出します。
(第34話のタイトルコール 富田耕生)
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第35話「狂暴モンスターのこころ」
第35話は、ブリグマ星で、オーロラ姫が、キャプテンガリアに操られているブリグマーに、物質転送マシンに乗せられてしまいます。
この回で一番印象に残っているのは、姫がモンスターにさらわれた時の、クーゴの反応です。ジョーゴが、「すまない。オレがついていながら。」と言うと、クーゴは、「いや、大丈夫だ。姫はまだつかまっていないらしい。」と答えます。
これを聞いた時、クーゴは変わったな、と思いました。昔のクーゴなら、「おまえがついていて、何をしてるんだ。」と怒ったと思うのですよね。
ブリグマーの子供を助けてあげたい、というオーロラ姫の気持ちも、素敵でした。
(第35話のタイトルコール 富山敬)
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