第23話は、第22話でクーゴがとった行動の理由があきらかになります。それは、時間をとめて、行動することができるモンスターベムラのせいでした。
この回は、スタージンガーの中で一番好きな回です。中学生の再放送の時には、ビデオがありましたので、録画していて、何回見たか分からないぐらいです。DVDを買ってからも、20回くらいは、見ています。ですから、「愛よ!銀河の彼方まで」というタイトルコールがある時に、流れているバックミュージックは、ものすごく印象に残っています。他のシーンにこの音楽が流れていても、反応してしまうのです。
小学生の頃に見ていた時には、「時間を止めて動くなんて、そんなことができるんだ。」と感心していました。そして、そのことをキティ博士が分かるのは、博士ですから、当然としても、ジョーゴが、自分でこのからくりに気がついたことにも、もっと感心しました。ジョーゴってすごいんだな、と心から思いました。
中学生に見ていた時には、少女とロボットがすりかわった絵をすごく見たいな、と思っていました。
キティ博士の「神様、初めてあなたに祈ります。」のセリフも、とても印象に残っています。
そして、気持ちが一番盛り上がったのが、なんといっても、オーロラ姫がクーゴに連絡する方法を思いつくところです。「こんな方法があったんだ。」と大感激。そして、クーゴの「姫、今行くぞ、今すぐに。たのむぞ、スタークロー。エンジンが破裂するまでぶっとばすんだ。」の声は、最高に好きです。このセリフの部分だけでも、何回も聴きたいぐらいです。大興奮の場面です。
そして、クーゴがコスモス号に戻ってから、クーゴと姫がキスしそうになるシーンですね。キスをとめられて、残念な気持ちもありますが、それよりも、クーゴが流していた涙の方が、私はとても印象に残りました。
(第23話のタイトルコール 杉山佳寿子)