第21話は、地底に住んでいるモンスター、アリンゴを、ハッカが一生懸命、助けようとする回です。
冒頭の、詩を読んでいるハッカに、反応するクーゴとのやりとりが、好きです。クーゴが、ハッカに、「姫のそばから、離れられないくせに。」と言いますが、クーゴ自身の気持ちそのものですね。
ハッカが、地底生物を嫌うルーゲン隊長に、「住んでいるところで、差別するなんて良くないぞ。」と言いますが、さりげなく、メッセージ性のあるセリフを言っているな、と思いました。
ハッカが、一生懸命、アリンゴを助けようとしているのには、心うたれるものがありました。結局、アリンゴは、助かりませんでした。オーロラ姫が、ハッカに、「できるだけのことは、やったのです。」と言ってあげたのも、良かったです。
(第21話のタイトルコール 石丸博也)