第7話は、タンタル星から、SOSがきて、クーゴとハッカが出かける回です。モンスターは、王冠についていたコウモリの紋章です。
この回は、小学生の頃に、覚えていたシーンは、まったくありませんでした。まったく覚えていないというのは、珍しいのですが、本当に何も覚えていませんでした。
今見ると、この回は、かなりお笑い色が強いですね。モンスターのスペース・サタンの声が、八奈見乗児さんですし、ちょっと間抜けなモンスターで、こうもりミサイルなんて登場して、タイムボカンを思い出してしまいました。
普通、「3号機がおかしくなった。」と言って、中を見て違うと思ったら、その時点で、何かすると思うのですよね。それを何もせずに、他に侵入者(ジョーゴ)が来たからといって、そちらの方に行ってしまうとは、ぬけてるな、と思いました。
あと、印象に残ったのが、SOSが届いた時のクーゴの反応です。「見捨てておいた方がいいんじゃないですか。」と言います。第43話「愛をこめて姫を撃て!」でも、SOSがきますが、その時のクーゴの反応は、この7話の時と、完全に変わっていました。43話では、「助けを求める者がいたら助ける。それが優しい思いやりってもんじゃないのか。」と言います。クーゴの変化に感心します。
(第7話のタイトルコール 富田耕生)