第19話は、クイーンコスモス号が降り立った氷づめの星は、実はジョーゴのふるさとの星で、モンスターに襲われていることを知ったジョーゴは、その星に残ると言う回です。
この回は、ジョーゴが滅多に見せないような姿を見せる回です。ものすごくムキになるのです。クーゴは、いつもかなり熱い感じなのですが、ジョーゴは、いつもは冷静なので、こういう姿を見ると、人にはいろいろな面があるのだな、と驚いてしまいます。クーゴにも、「ジョーゴ、ムキになるんじゃねえ。」と言われるほどでした。
クーゴが、モンパーを殴ろうとした時に、ジョーゴがとめますが、その時にかかっていた音楽がとても印象に残りました。
そして、ジョーゴは、その星に残ると言います。私は、この時、オーロラ姫たちが、もっとジョーゴを引き止める、と思いました。姫たちは、心の中では、ジョーゴが戻ってくるはずだ、と信じているのでしょうけれど、それでも、普通は、もっと引き止めるのではないでしょうか。あっさりとジョーゴの気持ちを受け入れてしまいましたので、そこは、やや驚きました。
ハッカは、この時も、能天気に「競争相手がひとり減るのは、さびしいな。」とジョーゴに言いますが、それに対して、ジョーゴが、「どのみちお前には無理だよ。」とまじめな顔をして答えるので、見ているこちらもどんな反応をすればいいのか、困ってしまいました。
それから、20話の予告ですが、いつも最後は、「見てくれよ。」ですが、これだけ「必ず見てくれ。」でしたね。
(第19話のタイトルコール 石丸博也)