第50話では、ついにギューマ軍団とラセツ軍団が滅びてしまいます。
この回は、かなり印象が強いです。バックミュージックまでも、印象に強く残っています。私は、小学生に見ていた頃は、クイーンラセツが死んで、ベラミスが「死ぬな、クイーンラセツ」と言っている時に、かかっていた音楽は、強烈な印象でした。
今、DVDで見返してみると、クイーンラセツがブリッケに剣で切られている最中の音も、なかなか印象深いです。
冒頭に戻り、この回は、なんといってオーロラ姫が、クイーンラセツに捕まってしまいますので、どうなるのだろうとハラハラします。こんなに、緊迫感のある時にも、ハッカのお笑いシーンだけはあります。
クーゴたちは、スペースウォールにつつまれて、身動きができません。その時に、ハッカがハッカチェーンをスペースウォールに向かって投げて、それが戻ってきて、自分の頭にあたってしまいます。その時に、「1+1=3、3+2=8。大丈夫だな。」と言います。
クイーンラセツのコンピューターは、巨大ですね。30年前のコンピューターというと、やはりこれぐらい大きいのですよね。昔は、普通の計算機でも、巨大でしたから。今のアニメなら、クイーンラセツのコンピューターも、もっと小型化していると思います。
オーロラ姫は、ギューマ軍団のブリッケが、クイーンラセツのコンピューターのスイッチを破壊したりして、時間稼ぎにはなりますが、とうとう、コンピューターにかけられるスイッチが押されてしまいます。オーロラ姫の「間に合わなかった。」の声が、さびしく響きます。
その時、クーゴがステンドグラスをやぶって入ってきます。
この回は、敵の方に印象に残るセリフが多いです。
クイーンラセツが仁王ロボに命じた「形あるものはすべて破壊せよ。生あるものは、すべて殺すのだ。」は、なぜかものすごく印象に残っています。
あとは、ギューマ軍団のコンピューターは、ラセツ軍団を味方だと思っていてそのプログラムを修正するには、キングギューマのテレパシーがなければ、作動しない、というところも、コンピューターの脆さが見える部分で、印象深いです。
(第50話のタイトルコール 富田耕生)
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