第58話は、クーゴたちが、幻の大王星を見せられてしまいます。
この回を見て思ったのは、コスモス号は、大王星をめざしていますが、大王星がどんな星かということは、行ってみないと分からないのだな、ということでした。宇宙座標でどこということはわかっているのでしょうけれど、コンピューターが作動しない状況では、分からないのですね。そのことを、この回を見て実感しました。
ジョーゴは、壊れたコンピューターを修理しようとしますが、なかなかなおらず、思わず、道具を投げつけてしまいます。この時、声をかけたクーゴの言葉がやさしくて、好きでした。
結局、姫たちは、偽の大王星に降り立ちます。この時に、4人のそれぞれのふるさとの風景を見せられます。人間、心にあるふるさとを見せられると、油断してしまうのだな、としみじみと思いました。
この星の人たちは、ギューマ軍団の配下に入りたくないと、戦っていたそうですが、そういう星もあったのだと感心しました。
でも、エドラは、「命を奪ってでも、ギャラクシーエネルギーを手に入れる。」と言っていましたが、オーロラ姫の命を奪ったら、ギャラクシーエネルギーは手に入らなくなってしまいますよね。
オーロラ姫が、クーゴたちの助けが来る前に、自分のギャラクシーエネルギーで、エドラの顔の傷をなおしたシーンは、とても好きです。オーロラ姫に力があることを見せるシーンだからです。
(第58話のタイトルコール 杉山佳寿子)
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