第56話は、プリンスガイマが死んでしまう回です。
この回で、私が一番好きなのは、ロボットがコスモス号を追いかけてきたときに、先へ進んだほうがいいと言うオーロラ姫を、クーゴたちが心配しますが、その時のオーロラ姫のセリフです。「大丈夫です。あなたたち3人がついててくれるんですもの。」姫の3人への信頼感が見えて、大好きです。
冒頭のシーンで、落ちていくスペースシャーク号の中で、ギューマ軍団の人が「私たちが生きていれば、ギューマ王国を再建することが出来ます。」と言いますが、これはその通りだと思います。脱出させなかったプリンスガイマは、罪ですね。
小学生の時に見ていた時、私がとても印象に残っていたのが、プリンスガイマを追いかけて行くクーゴを、オーロラ姫が引きとめようとするシーンです。モニターにうつるクーゴに、姫が一生懸命話しかけているシーンを、とてもよく覚えています。
「ギャラクシーエネルギーは、愛です。愛を甦らせる旅だということを、忘れたのですか。」と、オーロラ姫が言います。この「ギャラクシーエネルギーは愛です。」というのは、この後、何回か出てくる言葉です。
そして、クーゴとガイマが戦おうとしている時に、ベラミスが登場します。ベラミスがガイマと戦う姿を見て、クーゴが、「かっこいいね。俺は、どうなんだよ。」と言いますが、これが面白い感じで、私は好きでした。
プリンスガイマの最後はあっけなかったですが、クーゴは、相手を殺さないとすると、ガイマは、こういう最期しかないですね。
(第56話のタイトルコール 富山敬)
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