第67話「無惨!涙の奴隷星」

 第67話では、同じアムル星人たち同士が、妖怪に洗脳されて、戦争をしています。 

 スタージンガー2では、最初から降り立つ星が決まっていますので、着陸する時から、星の様子をじっくりといつも見ていますね。この回でも、着陸しやすい場所を探そうというシーンから始まっています。

 この回では、クーゴがオーロラ姫に強い言葉でせまるシーンがとても印象的でした。今までも、オーロラ姫が「どれだけ悲しいことを見なければならないのでしょう。」と言うシーンは、ありましたが、クーゴがこんなに強い調子でオーロラ姫に、言葉を投げかけるシーンはありませんでした。

 でも、それに対するオーロラ姫の言葉がかっこよかったです。「悲しんではいけませんか。あまりにも悲しいことは、信じたくないと思ったんです。でも、悲しみをこえて、戦います。」

 クーゴがブラダに後ろからうたれて、気を失うシーンがありますが、クーゴがこんなにあっさりと、気をうしなうなんてちょっと信じられないです。ここが少し不満でした。

 この回の見せ場は、親子なのに殺しあうブラダとブラドを、クーゴが制止するシーンでしょう。クーゴの「俺には、親がねえ。だが、親と子が素敵なものだってことは、知ってるよ。痛いほど知ってるんだ。モンスターに負けねえぐらい強く、素敵なもの、それが親と子じゃねえのか。」は、ぐっとせまってきました。


(第67話のタイトルコール 杉山佳寿子)

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