第68話では、クーゴたちが、星に着陸した時、子供たちがひとりも出迎えに来ませんでした。モンスターが、子供から生命エネルギーをとるために、子供をひとところに集めて、いいものを食べさせていました。
本放送当時、この回から、ビデオにとりましたので、絵の印象が強烈に残っています。絵がこちらに向かってくるエネルギーを感じます。
この回は、ハッカが大活躍です。この星に降り立った時、「この星にはモンスターはいない。」と、言葉を発しないまま主張する星人たちを見て、オーロラ姫は、「それではこの星には長居は、無用ですね。」と帰りかけます。オーロラ姫は、ずいぶんあっさりしているな、と思いましたが、でも、実際、この星の風景はきれいなのですよね。
その時、ハッカが、「子供がひとりもいないもん。こういう時は、子供が真っ先に飛び出してくるもんだぜ。」と言って、クーゴたちは、子供がいる建物に向かいます。
シーンがさかのぼりますが、コスモス号が星に着陸して、クーゴが自己紹介をする時に、「こちらがオーロラ姫、きれいでしょ。」と言いますが、この口調が私は、なんだか好きです。
(第68話のタイトルコール 富田耕生)
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